人生栗色

観たり読んだり考えた記録

芸能ヲタがカノバレを嫌う心理

 

好きな芸能人のスキャンダルを喜ぶヲタクなんてほとんど居ませんよね。

でも熱愛発覚を嘆くヲタクに対して「自分が付き合えるとでも思ってたのかよww」という的外れな言葉をかける一般人は毎回必ずどこにでも現れます。

その度に「違うそうじゃない」とヲタクは否定しますが、なかなか理解してもらえないし、自分でも心のモヤモヤの理由がわからないという人も多いと思います。

しかしながら私は、そのファン心理は実にシンプルなものだと考えています。

 

今まで“誰のものでもない”“みんなのもの”だった芸能人が、急に“誰か一人のもの”になってしまう淋しさや“誰かのことだけを特別扱いしている”状態になる不公平感からくる不満にほかならないのではないでしょうか。

 

ひとくくりに芸能人のファンと言っても様々な人種がいて様々な応援スタンスがあります。

・「自分を知ってほしい」「特別扱いされたい」ガチ恋夢女子勢

・「お仕事第一主義であってほしい」「人間性を尊敬したい」崇拝信仰勢

・「誰と誰が仲良くキャッキャしているのに萌える」妄想腐女子

などなど。

 

そんな数多のファン層や需要があるのだから、恋人の存在が発覚することで思い描いていた偶像が崩壊して今まで通りに応援できなくなる人が多くなるのも不思議ではありません。

お仕事をしている姿だけを好きでいればいいという意見もあるかもしれませんが、SNSやドキュメンタリー等の発信が盛んな昨今、人となりも含めて商売道具になっていることがほとんどだと思います。

そういった様々な角度からファンになったヲタクたちの多種多様な需要に幅広く応えられるのが、“誰とも付き合っていない”“身綺麗な状態の”芸能人なんだと思います。

 

とは言え芸能人だって人間なのだから恋愛をしたいというのもわかります。

それなら徹底的に隠せばいいのです。

勿論「ありのままの自分を応援してほしいから」と恋愛事情を大っぴらにするのも自由です。

そういった振る舞いをしてもファンを逃がさないだけの実力があり、仕事が減らない自信があるのであれば、という前提にはなってしまいますが。

やはり一度もファンを不安にさせることのないまま卒業・引退したり、ある程度の年齢になって正式な結婚報告をするのが一番円満に祝福される構図ではないかと考えます。

もしくはスキャンダルなど雑音にしかならないほど突き抜けた売れっ子になってしまうか……。

 

どちらにせよ自分が売り物であるという覚悟が必要な職業であり、華やかさと過酷さが表裏一体の世界だなと思います。

綺麗な夢を見せ続けてくれる芸能人にはきちんと感謝したいですし、報われてほしいと心から願っています。

 

 

るひまに推しが出ると幸せになれる7つの理由

 

今年はるひまさんの年末明治座が帰ってきますね。

いよいよキャスト発表の日程も近付いて参りました。

そこで今回はるひま未経験の方にプレゼンする用のブログを綴りたいと思います。

るひま沼は楽しい、楽しいけれど一言では説明しにくい。

ヲタ友と話していて何度かそんな場面があり、一度はまとめておきたいと考えていました。

不慣れなため拙い紹介になるかもしれませんが、お付き合いいただけたら幸いです。

 

まず“るひま”とはなんぞやという話からですが、『る・ひまわり』という制作会社の略称であり愛称です。

検索すると“演劇・映画・イベントなどの企画、制作、運営、宣伝をする会社です。”と出てきます。

そんなるひまさんが手がけている数々の作品の中でも特におすすめしたいのが、通称“祭シリーズ”と呼ばれる舞台作品です。

2011年からほぼ毎年、年末か新春のタイミングで上演されており、ここ数年は明治座での公演がお決まりとなっています。

 

結論から言うと、るひまの祭シリーズに好きな役者が出るとめちゃめちゃ楽しいです。

人生の質が向上すると言っても過言ではありません。

その理由をいくつか述べていきたいと思います。

 

其の一『内容が面白い』

祭シリーズは便宜上“シリーズ”と呼称しているものの、連作や続き物というわけではないので初めての方もご安心ください。

毎年きちんと新しい演目が用意され、出演するキャストも様々です。

舞台は二部構成となっており、一部は歴史を題材にした時代劇作品、二部は歌と踊りのショータイムが上演されます。

時代劇作品と聞くと堅苦しいものを想像するかもしれませんが、元々は『戦国鍋TV』の派生舞台ということもあり全くそんなことはありません。

時代設定ではありえない横文字を当たり前のように喋り出したり、その年に流行したギャグが飛び交ったり、パロディ楽曲でミュージカルを始めたり、テニスラケットを振ったりと何でもありです。

ふざける場面ではふざけ倒し、客席が笑いに包まれます。

それでいてシリアスな場面では涙を誘い、最後には何かしら胸に残るようなテーマ性のある物語となっていて見応えは十分です。

また、二部のショータイムではキャストがそれぞれアイドルユニットやアーティストグループを結成し、どこかで聞いたことのあるようなパクリパロディ楽曲を歌い踊ります。

ここではペンライトや団扇での応援も許可されており、明治座がさながらコンサート会場と化します。

本格的な芝居や殺陣をする推しも、笑いの腕を試される推しも、キラキラ歌い踊る推しも、他の出演者と楽しそうにきゃっきゃする推しも、一度に堪能できる贅沢な舞台です。楽しくないはずがありません。

“祭”と銘打たれているだけのことはあり、見所が盛り沢山です。

 (ショータイム楽曲例/出演:杉江大志、林剛史、兼崎健太郎、上口耕平、中村龍介)

 

其の二『推しが成長する』

祭シリーズには若手俳優だけでなくさまざまなフィールドで活躍する人物が30人弱集められます。

ベテラン俳優勢が作品の軸をどっしりと支え、小劇場で活躍する面白おじさんたちが場を盛り上げ、時に宝塚出身女優さんや、ミュージカル界で活躍する実力派、お笑い芸人さん等も出演し芝居の幅を広げます。

更に演出をされているのが愛ある厳しさで有名な板垣恭一さん。観客を笑わせるために役者は苦しまないといけないということを教えられ、甘い考えでは振り落とされてしまうような、若手が焦りを覚える稽古場に毎回なっているようです。

周りには師となる人がたくさん居て、生半可な覚悟では舞台に立てないことを学べる上質な環境で、若手の役者たちは一皮も二皮も剥けて成長していきます。

現に、るひま作品に出演していた若手たちは次々と人気俳優となり引っ張りだこ状態の人も多いです。

若手を成長させる土壌が整っているのも推しに出演してほしい大きなポイントになると思います。

 

其の三『準備期間も楽しい』

年末の祭シリーズは東京で3~4日間、大阪で1日間という少ない公演期間であっという間に終幕してしまいます。

しかしながら楽しみは公演中だけではありません。

まず、一部が時代劇ということもあり、事前にその作品にまつわる名所を巡るバスツアーが開催されます。

その年の作品に出演する役者数名がガイド役となり、歴史のお勉強会も兼ねて参加者とお寺や城を巡ります。

作品の予習もできるし、好きな役者には会えるし、なんとも画期的な企画。

次に、二部のショータイムに向けて各ユニットのミュージックビデオが公開されます。

たった数日間の公演のためにわざわざユニット曲のPV撮影をしてくれるんです。しかも無駄にクオリティが高い。

意味がわかりませんよね? これがるひまが沼たる所以です。

面白いものを作ることに妥協がありません。めちゃめちゃエンターテインメントしてくれます。

ちなみにその年のユニット曲が全曲入ったCDがS席特典として無料配布されます。太っ腹が過ぎる。

(ミュージックビデオ例/出演:安西慎太郎、中村龍介井深克彦大山真志)

 

其の四『カウントダウン公演がある』

カウントダウン公演があるんです。大晦日に。年越しの瞬間を劇場で迎えることができます。

歴代るひま作品の劇中歌やユニットソングが披露されるコンサート形式が馴染んできましたが、一度だけカウントダウン後にがっつり4時間の演目を上演するというトチ狂った公演があり、客席も演者も眠すぎてわけがわからなくなるという事態に陥った年もありました。

しかしながら劇場で、好きな役者たちを目の前に、同じ趣味をもった人たちと年越しの瞬間を迎えられるというのは多幸感があります。

推しの仕事納め兼仕事始めの現場に居合わせられ、いち早く新年の抱負も聞けます。最高の空間です。

 

(カウントダウンライブのためだけに作られた楽曲/出演:安西慎太郎、赤澤燈、鳥越裕貴、山崎大輝)

 

其の五『アフターケアもばっちり』

楽しいお祭りが終わってしまうと喪失感で生きる気力を失いがちですよね。いわゆる“ロス”の状態に陥ります。

しかしながらるひまさんはそんなヲタクたちの心のケアを忘れません。

公演後の割と早い段階で劇中の名場面やショータイムの映像を配信してくれます。

ヲタクたちは「るひま仕事早い」と口々に賞賛しながらロス緩和にいそしみます。

そして春先には上映会も開催されます。

年末公演やカウントダウン公演の様子をスクリーン上映する機会を設けてくれるんです。

しかもただ本編を上映するだけではないのがるひまクオリティ。

当然のように出演していた役者陣数名がゲスト登壇します。

そしてなんと本編の数年後の話やスピンオフ作品を、書き下ろしの朗読劇で披露してくれたりします。

通常ヲタクの脳内で繰り広げられるに留まるであろうアフターエピソードを公式が教えてくれるという……そんなことってある!?

他にも出演者がその場でコメンタリーを喋りながら一緒に見る回もあったりと、上映会と言えど満足する試みがたくさん用意されています。

 

其の六『ブログが癒し』

るひまには“るーちゃん”というマスコットキャラがいます。

“るーちゃん”が書いている(という体の)ブログも存在します。

そのるーちゃんブログがまあ~~~サービスの行き届いていること行き届いていること。

ビジュアル撮影時から稽古中、公演期間中にかけて出演者たちの様子を写真付きで伝えてくれます。

貴重なオフショットや、稽古の合間の出演者たちの会話の様子、ほっこりエピソードなど、楽しそうな様子を教えてくれる貴重な情報源です。

全公演終了後にも、公演を振り返るような記事を掲載してくれたり、上映会で上演された朗読劇の内容なども公開されます。

ヲタクの気持ちに寄り添い、ヲタクの欲しがる情報を与えてくれる、るーちゃんブログはなくてはならない存在の一つです。

ちなみに公演期間中にはるーちゃんの着ぐるみが劇場内を歩いているので写真も撮れます。とってもかわいい。


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其の七『DVDが凄まじい』

るひまの舞台はDVD化されることが多いです。祭シリーズやカウントダウンイベントもほぼDVD化されています。

るひまという会社はとにかくヲタクの要望を聞き、可能な限り実現してくれるという、ヲタクの期待に応えすぎる節のある制作会社です。

DVDの映像特典としてバックステージ映像は豊富に入れてくれるし、ユニット曲のPVや上映イベントの様子までつけてくれます。

しかしながらヲタクの欲望は尽きることがありません。「公演ごとの日替わりパートも入れてほしい」「バスツアーの様子が知りたい」「PVのメイキングも見たい」……アンケートやTwitter上では好き勝手な要望が飛び交います。「お金ならいくらでも出すから」と。

なんとるひまさん、全部叶えてくれちゃいました。特典映像だけで4時間越え。頭おかしいんじゃないかと思ってます。(褒め言葉)

しかも金額だって2.5次元舞台の物と比較するとそこまで高くありません。諭吉をちょっと超えるくらいです。良心的すぎます。この会社大丈夫なの?って心配になるレベルです。

痒い所に手の届きすぎる制作会社、それがる・ひまわり。一生ついていきたい。

 

ざっと思い付いただけでも推せるポイントがこれだけあります。

他にもフライヤーの写真が毎回本編と関係ないコスプレで意味がわからないとか、パンフの写真が綺麗すぎるとか、明治座とコラボした食事メニューが豊富だとか、いいところがいっぱいあります。

デメリットを上げるとするならば公演数が少なすぎてチケットが取れないことと、湯水のようにお金を使ってしまうことくらいでしょうか。

るひまの祭シリーズに推しが出ることになるかもしれない皆さん、チケ取りでは共に戦い、年末年始は全力で楽しみましょうね。

ここまで読んで下さりありがとうございました。少しでも「推しにもるひま出てほしい!」と思っていただけたら書いた甲斐があります。

るひまファンが増え、るひまが潤い、るひまがまた面白い作品を生み出してくれることを願っています。

 

不遇を嘆く地方人、お金のかかる都会人。

“地方のヲタクが不遇だと思うなら上京すればいい。仕事だって転職すればいい。その環境に身を置くことを選んでいるのは自分自身なのだから、地方住まいを理由に都内の優遇を妬んだり嘆いたりするのはお門違いだ。”

 

というような内容のツイートを、もう何年も前のジャニヲタ時代に見かけたことがある。

おそらく「都内ばかりでイベントがあって狡い」「日程が出るのが急すぎて地方民のことを考えていない」などの不平不満に一石を投じるツイートだったと思う。

家庭を持っている人などは自分だけの選択で住む場所をどうこうできるわけではないが、その時田舎で実家暮らしをしていた私は確かにぐうの音も出ないなと納得した。

その後上京を決める際に背中を押す言葉として自分の中に印象深く残った。

 

都内で突発的にイベントが行われたり、日程の発表がギリギリになるというのは、実際に地方民のことなど想定されていないからにほかならないと思う。

そういった条件下でも集まれる人を対象に催されているのであろうし、それだけでも十分に集客が見込めるからそのような対応になるのであろう。

これが集客も見込めず、地方から足を運んでくれるお客さんも喉から手が出るほどほしいと切羽詰まっているのであれば、きちんとそれなりの対応をしてくれるはずだ。

ファンは簡単に「地方にも来てください」と言うが、それだって利益が出るか出ないかの話だ。慈善事業ではないのだから赤字を出してまで地方に行くことはないだろう。

それを不遇だ、蔑ろにされていると感じるのであれば、自分自身が便利な場所へ越してみるほかにない。

 

そうして私自身上京し一人暮らしを始めてみて実感したのは、やはり家賃や水道光熱費などもろもろにお金がかかるということだ。

確かに突発的な都内の催しなどにスケジュールを合わせやすくはなったが、実家暮らしをしていた頃のように地方へ遠征する金銭的余裕はなくなった。実家からの交通費や宿泊費よりも、家賃などの方が高くついているのだろう。

また、憧れていた仕事帰りに観劇というのもなかなか難しかった。劇場の場所によっては定時退社でも間に合わないし、何より仕事終わりに観る舞台は集中力が欠けて普段より楽しめないと実感した。

舞台やコンサートの日程に合わせて休みを取り、ホテルを予約し、当日はその地域の美味しいものを食べたり観光も満喫できていた実家暮らしの頃の方が、目的以外の出来事も含めて濃密な思い出になっていた気がする。

勿論、思い立った舞台にふらりと足を運べたり、都内暮らしの方が何かとフットワーク軽く動けることには違いない。それでもお金は有限なのだから選べる舞台は限られてくる。

地方も都内も、どちらにも善し悪しがあって、自分がどちらを選ぶかにすぎないことがよくわかった。

 

私は家の事情でこれからまた田舎へ戻ることになるかもしれない。

そうなったときはきっと、都内で行われるイベントを羨んだり、日程発表の遅さにやきもきさせられるのであろう。

しかしもう「都会は狡い」と一方的に妬んだり「地方を馬鹿にしてる」と怒り狂うことはないはずだ。

都内暮らしを経験したことで少し視野を広く持てるようになり、今後のヲタク人生にプラスになった気がしている。

 

 

アラサーだけど100均コスメ

舞台観劇という趣味はお金がかかりますよね。

高給取りや裕福な家庭でもなければどこかしらの費用を削らないと続けていけません。

私の場合はお洒落や美容への関心が世の女性よりも薄いため、その辺りを節約して生活しています。

お洋服なんかはここ数年GUくらいでしか買っていないですし店員さんかな?というくらい全身GUなこともザラです。

それでも流行のシルエットくらいは押さえられますし、外を歩いていて悪目立ちするほどダサかったり浮いてしまうこともないので特に問題は感じていません。

化粧品も同じです。

女同士のマウンティングに巻き込まれるような環境でもないので、とにかく人に会っても恥ずかしくない顔面が作れればブランドにはこだわらないことにしました。

もうすぐ三十路を迎えるずぼらな私が口コミを見たり実際に試しながら辿り着いた、現在使用中のコスメと化粧手順を恥ずかしながら晒していきたいと思います。

 

 

【花王】ニベアクリーム 缶 56g

①基礎化粧品はニベアの青缶のみです。洗顔後に塗りたくってハンドプレスします。

 

 

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地

②下地はネットでも評判のセザンヌ。お手頃価格でありながらテカらないし化粧もちもいいです。

 

 

チャコット エンリッチング クリーミーファンデーション 832ナチュラル

③ファンデーションはコスプレイヤーさんがオススメしているのを見かけてからチャコットを使用しています。ハイビジョン対応と書かれているだけあってカバー力が高いです。

 

 

和光堂 シッカロール 紙箱 140g

④ここで本来ならパウダーファンデをはたくところだと思いますが私はベビーパウダーを代用しています。気合いを入れたい日はファンデにしようかなと思っていますが仕事に行く程度ならベビーパウダーで充分です。

ザ・ダイソー / 春姫 ファンデーションブラシ 商品情報 - @cosme(アットコスメ)

ちなみにダイソーのこちらのブラシがふわふわでパウダーの塗り心地もいいです。

 

 

ザ・ダイソー / エクスクィシテ アイブローパレット 商品情報 - @cosme(アットコスメ)

⑤ アイブローはこれではないんですがダイソーのものを使っています。眉毛も生やしているし形と色味を整える程度なら100均でも問題ないです。上記リンクの商品は評判が良いので今度見かけたら買ってみます。

 

 

ザ・ダイソー / カラフルアイシャドウ 商品情報 - @cosme(アットコスメ)

⑥アイシャドーもダイソー。このシリーズ最近あんまり見かけなくなってしまったんですがすっごくオススメなんです!

これまで1000円~3000円前後のシャドーを試してきて二重の溝に粉が溜まってしまったりパンダ目になったりと色々悩まされていたんですが、ダイソーのアイシャドーが全て解決してくれました!

伸びがいいし溝にたまらないし崩れないし何より発色がいい!アパレル出身のお洒落女子に「今日のアイメイク凄くいいね!色がかわいい!」と褒められたこともあります。そういうときに「実はこれ100均で……」と言い出せないところが心苦しくもあるんですが。

ちなみにアイラインもこのシリーズで一番濃いネイビー?のシャドーを代用しています。

 

⑦チークもダイソー。種類が豊富なのでどれがいいか模索中。

ベビーパウダーのときに紹介したブラシより一回り小さなファンデーションブラシもあって、それをチークブラシの代わりに使っています。色がふんわり広がってよいです。

 

⑧ここまで顔を作ったら化粧水を顔面にスプレーで吹きかけてティッシュで軽く押さえます。化粧水もスプレーボトルもダイソーで購入したものを使用しています。

水分を拭き取ったらもう一度ベビーパウダーを今度はパフではたきます。この工程を入れることで化粧が崩れにくくなる気がします。白さが気になったら掌で包み込むように押さえます。

 

 

ルミガンソルーション(ラティッセ同成分) | 目薬・睫毛 | 海外医薬品個人輸入代行オオサカ堂

⑨ルミガンで自睫毛を伸ばしたのでマスカラはちょんちょんと塗る程度で済ませます。ルミガン本当にぐんぐん伸びるし睫毛美容液よりだいぶお安いのでおすすめです。ビューラーなしでも睫毛が上がった感じになるので仕事のときなんかは何もしません。

マスカラは大昔に買ったどこのメーカーかわからないものを化粧水をつぎ足しながら使ってます。永遠になくならない。

 

 

無印良品 うるおいリップエッセンス・ピンク 10.5g 日本製

⑩リップは無印のものを。かなり粘着力が強い感じがします。

 

 

キャンメイク  リップティントシロップ02 ストロベリーシロップ 3g

キャンメイクのオイルリップは去年雑誌のランキングを見ていたらCHANELと同率1位でオススメされていたので購入してみました。確かに発色もいいしハゲにくい気がします。

今はルージュを探し中なのでおすすめがあったら教えてください。

 

以上で化粧の全工程は終了です。気合いの入り度合いによって15分~30分程度でしょうか。これでなんとか外に出られる顔になります。

ざっくり計算で道具も含めて1万円くらいなので世の中の女性に顔向けできません……皆さんこの何倍くらいお金をかけていらっしゃるのか……

 

化粧品はプチプラだろうとブランド品だろうと成分はほとんど変わらないとの言葉を信じ、肌に合ってコスパのいいものを探すことに重きを置いてきました。

また、化粧品は雑菌が繁殖するため少なくとも半年に1回は買い替えた方がお肌のためだとも聞きます。いいものを買っても長く使えないなら、安いものの方が思い切りよく取り替えられるという点でもありがたいです。

もちろんブランド品の方がデザインが可愛かったり色味も豊富だったりしますし、人前に出しても恥ずかしくありません。

私だって金銭的に余裕があればブランド品を使うと思います。しかしもっと別のところにお金をかけたいからと割り切っています。

また、若い頃にCHANELなどのブランド品を使っていた親世代がある程度の年齢を超えた辺りでプチプラコスメに移行し始め、逆に基礎化粧品にお金をかけるようになるのを見ていると、重要視するべきは化粧品よりも基礎化粧品の方なのかな……と考えたりもします。

その辺はおいおい対策していきたいですね。

 

何かと炎上しやすい化粧品の話題ですが、自分の中の優先順位に従ってお金をかけたらいいと思いますし、自分が化粧をする目的は何なのかに合わせて選べばいいと思います。

私の拙い記事が『化粧はしなきゃいけないけどあまりお金をかけたくない』という層の参考になれば幸いです。

 

イベントレポは悪なのか?

 

戦国鍋TVで人気を博し、現在はミュージカルでの活躍が目覚ましい平方元基さんの一つのツイートが波紋を呼んでいる。

 

 

“ファンクラブに入ってくださって、たくさんの時間や労力をかけてその場に足を運んでくださる方たちもいる中で、アフタートークなどの内容を他の場所にさらされるのは僕としてはなんか、悲しいです。もちろん楽しいことは共有したいですが、元基組だから話したい、話そうと思うこともあるわけで…”

 

私はこのツイートを目にし、単純に「レポを嫌がる俳優さんもいるのか」と目から鱗が落ちた。

これまでアイドルや若手俳優等のイベントに数多く参加してきたが、そのトーク内容や掛け合いをTwitter等のSNSに流す、いわゆる“レポ”と呼ばれる行為は当たり前に存在した。
レポをする理由には様々あると思うが、私の場合まずは備忘録の意味合いが強い。人によっては、行けなかった他のファンにも共有したいという思いや、沢山の人に魅力を広めたいという気持ちもあるだろう。少なくとも悪意をもってレポしている人など見たことがない。
トーク中に出演者が「今の発言はTwitterに流さないで!」と冗談まじりに言う場面もあったが、そういう場合に限り内容を伏せる配慮が要るくらいであろう。

逆にハッシュタグをつけて拡散してくれ!と言われることすらある。

だからとにかく、平方さんのこの呟きは価値観を大きく揺るがすものとなった。

 

そして他の方のツイートを拝見するうち、以下のことが判明した。
・アフタートークは有料FC限定で行われたものだった
・同行者はFC非会員でも参加可能だった
・事前にトーク内容口外禁止等のアナウンスはなかった

FC会員以外も参加可能で、口外禁止されていなければ、レポする人が出てきてもおかしくないのでは?というのが正直な感想だ。
SNSが盛んなこのご時世、上記のようにレポが当たり前に存在する畑に身を置く人間であれば、会員イベントであろうとなんだろうと普段通りに書き記してもなんらおかしくない。

 

しかし、平方さんの当該ツイートに対するリプライを見ていて衝撃を受けることとなる。
多数の人が「それはマナー違反だ」「マナーを守って参加してほしい」「元基くんよくぞ言ってくれた」と同調しているではないか。
そこで私は初めて違和感を覚えた。俳優を悲しませたくない気持ちはわかるが、果たして「イベントのレポ自体はマナー違反なのか?」と。
普段事細かにレポを落としている身としては他人事ではない。慌てて他の方の意見を探した。
そうして調べているうちに一つ気付くことがあった。
ミュージカル俳優界隈では、口外禁止のFCイベントが割と主流であるという事実だ。
それ故に、ファンの間にも“有料イベントの内容は口外しないのがベター”という共通認識があるらしい。
そこでようやく合点がいった。
とはいえ、それは界隈の外にいたら知りようのない空気感だ。

 

たとえば、最近平方さんに興味を持ったばかりの人が今回初めてイベントに参加したとする。とても楽しいイベントだったから、これまでと同じようにレポをツイートした。すると、平方さんから今回のような発言を受け、他のファンにマナー違反だと糾弾された……。ミュージカル界隈に足を踏み入れたばかりのその人は、どう感じるであろう。
私だったら、悲しくて恥ずかしくて居た堪れなくて、もう平方さんのファンになるのはやめようと思ってしまう気がする。ミュージカル界隈は難しいと、ジャンル自体から距離を置いてしまうかもしれない。
無知は罪だ、調べなかった方が悪い、と言う人もいるかもしれない。しかし、同じ俳優畑に居てすら気付く機会のなかったローカルマナーだ。まずレポをしてはいけないという発想自体が存在しない。

 

話は飛ぶが、私は“出待ち”というものの良さがあまり理解できない。
たとえ公式で認められ、ルールが定められているものだったとしても、だ。
舞台上と客席という隔たりのある空間以外で出演者に会おうとするのはおこがましい気がしてしまうし、お給料の発生していないであろう終演後にファンと交流させてしまうことに申し訳なさを感じるからだ。
だからと言って、公式で認められていることを否定するつもりはないし、ミュージカルや宝塚の世界で見受けられるそれらはむしろ素敵な文化だと思っている。
同列に語るのはおかしいかもしれないが、禁止されていないイベントのレポをすることに対しても、理解はできなくとも一概に否定しないでもらえないものだろうか。
身を置く畑によって常識もマナーも違う。さらに、一人一人持っている価値観だって違う。
公式のルールで定められていないことに対して「マナー違反だ」と声を上げることは、価値観の押し付けにすぎないと私は考えている。

 

今回の平方さんの対応については、イベントの事前でも事後でも構わないのできちんと公式から「イベント内容の口外禁止」とアナウンスすべきであったと思う。
そうすれば不要な論争を生まずに済んだし、悲しむ人も出なかったのではないだろうか。
今後ルール化されることを切に願う。

 

 

【追記】

念のために言及しておきますが、当記事に平方さんが「悲しい」と感じた気持ちを否定する意図はありません。

ファンの間で「元基くんはレポを悲しむタイプだから控えようね」と教え合って済むのなら勿論それが最善だと思います。ご本人の心情は尊重されて然るべきでしょう。

ただ、今回既に「レポはマナー違反だ!」という極端な主張が散見されたため、このままではレポ文化自体が迫害されかねないという危機感を覚えブログにしたためた次第です。

ご自身も「僕としては」と前置きされていますし、個人的に正直な感情を吐露したにすぎないとわかってはいますが、なにせ立場上どうしたって影響力があります。

火種になるのが目に見えているのだから、そうなる前にFC側が本人の意向を汲んで何かしらの対応をするべきではないか、という話でした。

また、全てのイベントに対して一律ルール化してほしい訳では勿論ありません。

あくまで出演者が口外を怪訝に思う場合においては、という意味合いです。

『絵本合法衢』@あうるすぽっと

せっかくブログを作ったことだしDVDも発売になったのでこの作品について記しておきたいと思う。 

 

 

私は最初この公演を観に行くつもりがなかった。

劇団ひまわり系列事務所の若手を集めた公演だと知っていたし、きっとファンサービス要素の多いミーハー興行だろうとタカを括っていたのだ。(観る前からレッテルを貼るなど今となっては恥ずかしい話であるが。)

しかしゲネプロが終わった辺りからTwitterに流れ始めた演劇ライター陣のツイートの様子がおかしい。絶賛に次ぐ絶賛。半ば放心したような感想が並ぶのを目にし、これはただごとではないぞと慌ててチケットを手配した。

 

そしていざ観劇。とんでもないものを観てしまったと震える。

以下ネタバレを含むためこれから初めてDVDを見る方は回避推奨。

 

まずはよくぞこの演目を若手の役者にやらせてくれたと関係各所に拍手を送りたい。

全編がっつり古語で展開される本格時代劇。アドリブでのおふざけシーンでほっと息をつける瞬間もあるけれど、大半は息を詰めて大真面目な芝居にのめり込まされた。

客層だって若い女性がほとんどで内容も難しかったと思う。かく言う私も台詞の9割近く何を言っているのか理解できなかった。

それでも伝わってくるのだ。演者の言い回し、表情、所作、熱量から、今がどういう場面でこの人たちがどういう関係性でどういう感情から言葉を発しているのか見ていればわかってしまう。

これは演劇の本質的な面白さではないかと感じた。歌舞伎やその他伝統芸能、あるいはブロードウェイミュージカル等を(私はきちんと見たことがないけれど)、言葉はわからなくても面白がれるのがエンターテインメントや芸術なのだと実感できた。

あの難しい言い回しに感情を乗せられるまで見事言葉を操ってみせた役者の皆さんには脱帽する。まだ若いのに…というのも失礼なくらいプロフェショナルな集団だと再認識させられた。

 

そして会場に入った瞬間目を見張る、本来楽屋にあるはずの鏡台が存在感を示す舞台美術が衝撃だった。

役者たちはそれぞれ鏡前で化粧をし、水分を補給し、時には談笑し、次のシーンの衣装に着替えてスタンバイをし、終演後にはまた鏡前に戻っていく。それがすべて舞台上で行われているのだから気が気じゃない。

まるで歌舞伎を上演する役者たちをさらに演じているのを眺めるような、強制的に一歩引いて俯瞰させられるような心地を覚えた。劇場で観るよりも、視界の狭まるDVDで見た方が物語自体に入り込めたほどだ。

斬新さで言えば演者によるドラム演奏もある。今回出演している役者はそれぞれ善人・悪人・女形の3役をこなしているが、唯一佐藤流司だけが善人役とドラム演奏を担当している。というのもこのドラム、悪人が悪事を働くときに激しく打ち鳴らされるのだ。悪人を兼役していない佐藤が演奏することに意味がある。

ドラムの他にも悪人の衣装に洋装が取り入れられたりと、現代的な要素はいたるところに散りばめられている。それでいて善人の活躍にはツケが鳴らされ、役者は見栄を切り…といった歌舞伎の要素も満載だ。この和洋折衷、古典と現代的要素の融合が絶妙の塩梅で、目にも耳にも楽しく新鮮な感動を与えてくれた。

 

個人的に心を奪われたのは鳥越裕貴演じる悪人・太平次だ。

彼にこんな引き出しがあったのかと胸の動悸が治まらず、客席で昇天しかけた。

太平次には色気があり、時に甘えたような愛らしさも覗かせ、何よりずっと淋しさを漂わせていた。

悪人でありながら憎み切れない、母性本能をくすぐる狡い色男だった。

鳥越裕貴という役者の持つ低めの掠れ声がいい味となり、太平次に30代・40代くらいの男の貫禄と色気をもたらしていた。彼自身の小柄で可愛らしい印象は嘘のようになりを潜めるのだから驚嘆する。

オープニングの懐中電灯を顔に当てる場面で既に、太平次という役が凝縮して表されていたように思う。悪い顔の後にふっと切り替わる、あの淋しげで虚ろな表情をしっかりと映してくれたDVDの編集者に賛辞を贈りたい。

太平次は血に染まる掌を汚いものとし嫌悪する。悪に手を染め、富を手にしながらも、本当は心の淋しさを埋めることが何よりの望みであるように映った。

歌舞伎でも演じられていないという太平次の最期は、鳥越の太平次だからこそのものになったのではないだろうか。『舞台男子』*1のインタビューの中で語られた、太平次の「俺は淋しいんだ」という台詞は演出の丸尾氏が足してくれたというエピソードからも窺える。

“悪”一辺倒ではない、どこか可哀想な人間らしい太平次を最期まで見事に生き抜いて魅せた。どうかあの世でも色男らしく、先に逝った女たちと痴話喧嘩を繰り広げてほしいものだと夢想してしまう。

 

物語は佐藤流司演じる合法が仇討ちを果たすことで終幕となる。

上演題目でもある役名を背負った彼の気迫は凄まじく、最後の大立ち回りなど暗転するまでまばたきを許さない。こと切れる瞬間は特に必見だ。

ショー用に見目麗しく演出された殺陣とは異なる、泥臭く生々しい、まさに人を殺すための殺陣がこの作品の見どころの一つだと思うが、一番の見せ場である最後の立ち回りは手に汗握るものがあった。

観客の気持ちを最後まで運び切った合法、文句なしに天晴れである。

 

他にもうんざりお松の可愛らしさや、俊行のバカ殿っぷりから智将への切り替え、登場する女性たちの強かさなど、魅力的な部分はたくさんあるけれど長くなるため割愛。

こんなに面白い舞台をスルーしてしまわず本当によかった。公演は結局2回行ったし、今年観て良かった舞台暫定1位に君臨している。

こういう想定外の出会いがあるから観劇は辞められないのだと、改めて思い知らされる作品となった。

 

劇団鹿殺し『名なしの侍』@サンシャイン劇場

※息をするようにネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

細々と応援している鳥越裕貴くんが劇団鹿殺しの舞台に出演するということで喜び勇んで観に行きました。

鹿殺しさんは気になる劇団ではありながらなかなか観に行く機会がなく、OFFICE SHIKA PRODUCEの『竹林の人々』は拝見したけれども本公演は今回が初観劇。

劇団員の皆さんは何かしらの楽器が出来るという噂を聞いていたし、今回は“怒パンク”と銘打たれているのでどんなもんかと期待して臨みましたが、いやもう圧巻の生演奏!

会場を飲み込む勢いで轟くバンド演奏や吹奏楽に圧倒されて、終演後まで心臓が痛かったです。音楽の力って凄い。

劇中で歌われる曲も、どこかで聞いたことがあるようなキャッチ―な曲ばかりで、2回観劇したらもう脳にこびりついて離れなくなりました。

私は特に『竹千代を盗め』が好きで、直役の菜月チョビさんのハスキーな歌声が胸に沁み、またサビからのダンスが格好良くて可愛くて鳥越ファンとしてもたまりません。

あと、まさか鳥越くんにソロがあるとは思っていなかったので、『カリスマ侍』のラップが始まったときは驚きました。テクノっぽい加工音と声がマッチしていて良かったです。そして唯一元ネタのわかった曲でした(笑)

 

内容は“怒パンク時代劇”と聞く通り、戦国時代を題材にしたお話。生演奏に乗せたド派手な殺陣もあれば、ドラムを歌舞伎のツケに見立てて鳴らす演出などもあり、現代的な音楽と古典的な要素がいい具合に混ざり合ったエンターテインメント舞台でした。

鳥越くんは“ハズレの次郎・当たりの三郎”と呼ばれる兄弟のデキる弟、三郎役。次郎が心で三郎が頭という役割分担の通り、ちょっと狡賢いんだけど憎めない愛らしさのある子。

弟キャラだったら鳥越くんなら可愛く演じられそうだよね~という先入観を持たれる方も多いと思いますが、『絵本合法衢』を経た彼の演技は一味違います。

これまで通りキレのあるダンスや愛嬌たっぷりな振る舞いで楽しませながらも、殺陣から、表情から、立ち居振る舞いから、死にざまから、三郎の生を、人間としての深みを感じてゾクゾクさせられます。特に生き死にが滲み出る殺陣の泥臭さは必見。その表情や呼吸から武者震いが伝わってきて、こちらまで昂奮状態に。

竹千代をお堀に落として自分が竹千代に成り代わった三郎。その最期、竹千代に刺されて今川義元の首を奪われてしまうとき、BGMが『竹千代を盗め』のアレンジ版であることに気付いた瞬間震えました。因果は廻る。

ふたりでひとつの兄弟と言いながらも、三郎は自立したかったように感じました。だけどひとりでいる三郎は暴走しがちで、上手くいかなくて、やっぱり次郎の存在が大切だと気付く。

死に際にうっすら笑みを浮かべたように見えたのは、自嘲も含まれていたのかもしれない。

最初の芋洗い場のようだった道場時代から、少しずつ出世して名前をもらって転身していくさまが鮮やかな、見どころのある役でした。

あと、ものすごーく蛇足だけど、推しの口から「勃起しちゃう」という台詞が聞けるなんて貴重な体験でした(笑)

 

そして主題になっている『名なしの侍』についての好き勝手な深読みなんですが。

信長の名を取り上げられた虎蔵、本当は名前のなかった伝助、名声を得られなかった茂吉という“名なしの侍”たちが、終盤に斬り合いながらあてもなく歩いていくシーンはこの作品の象徴だなと感じました。

ただ自分の居場所を求めるために“名なし”同士で戦って、世間ではお偉い様方が事件を起こしたり時代が動いているけれど“名なし”たちには関与しようもない出来事で、だけどいつの間にかそんな時代の波の巻き添えになり死んでいく。

まるで現代を生きる私たちのようじゃないかと!

勝手に物凄い皮肉と風刺を感じ取って身震いしてしまいました。そうか私たちは何者かになりたいと足掻いて底辺同士で足を引っ張り合ったり依存し合いながら死んでいく名なしの現代人なのだなあ。

まさに有象無象、烏合の衆。名前が残るのはほんの一握りの人間だけという残酷な現実を改めて突き付けられた気分になりました。

そんな中、さっきまで斬り合っていた3人の侍が、合戦に巻き込まれた際に顔を見合わせて紙吹雪舞う中共闘していく場面は、なんだかむしょうに涙が出てしまいました。ここが私の一番印象的なシーンです。

 

エンタメとして手放しで楽しむことができて、更に色々と考えを巡らせてみても面白い、そして勿論鳥越くんの魅力も存分に堪能できる大変満足度の高い舞台でした。観に行けて良かった。

最後になりましたが劇団鹿殺しさん15周年おめでとうございます。これからのご活躍も楽しみにしております。

ぜひまた鳥越くんのこと使ってくださいね!!

 


《舞台予告編》劇団鹿殺し15周年記念・怒パンク時代劇「名なしの侍」